iPhone内の写真の転送先はどれが良いんでしょうか?
写真の転送先は、いろんな種類があり、機能も価格も容量もそれぞれに違います。
どれが良いのか、迷ってしまいますよね?
そこでランキング形式でiPhoneの写真の外部保存のどれがいいか、本文でさらに詳しく解説していきます。
- 外付けハードドライブ
- クラウド機能のついた外付けハードドライブ(NAS)
- SDカード
- iPhone充電中に同時にデータ保存できる『カードリーダー/Maktar Qubii Duo』
- 外出先でiPhoneに差し込むだけでデータ保存できる『フラッシュドライブ USBメモリー』
- iPhoneと同期できるオンラインクラウド
- BD-R(ブルーレイディスク)
- DVD-R(RW)
- CD-R(RW)
さらにiPhoneの写真(デジタルデータ)を外部保存するための基本的な仕組み、システムもかんたん丁寧に解説しています。
この記事でわかること:
- iPhoneの写真保存は、外付けドライブ2個でミラー保存、またはNASでミラー保存すると良い
- Google Photoでは、容量を使わないGoogle推奨の画質でアップロードすると、無制限に写真を保存しておける
- Google PhotoはWiFi環境時に自動的にアップロードする設定にしておけば、とても便利
iPhoneの写真の外部保存の全て・ランキング9選(一覧で解説)
一番上から、おすすめな写真転送先です。
『クラウド機能のついた外付けハードドライブ=NAS』も、主流になってきました。
家族とデータ共有するために便利なので、取り入れたいとは思っていますが、まだまだ価格が20,000円~と高め(汗
そのうち価格が下がるよな...と思いつつ、わたし自身もまだ導入は出来ていません。
① 外付けハードドライブ
デジタルバックアップを保存するための外付けハードドライブ(HDD)。
写真、ビデオ録画、TV録画、音楽などいろんなメディアが保存できる。近年では、500MB~8TBが主流。
外付けハードドライブは、パソコンの内蔵ハードドライブが故障した場合でも、外付けハードドライブにバックアップ保存しておけば、USB接続で他のパソコンにデータごと移せばいいだけなので、手軽で安全性が高い。
外付けハードドライブで、データ保存する場合は、メーカーの違う二つの外付けハードドライブを用意すると良いです。
メーカーによって仕様も違うし、寿命も違うので、同じメーカーにせず、別のメーカーにすることで、時間差で寿命をむかえることになる。
外付けハードドライブには、自動バックアップ用のソフトウェアが付属していたり、ダウンロードが可能だったりするので、そのソフトウェアを利用して自動バックアップが可能になります。
⇩私が2個持っているSeagateの最新バージョンの外付けハードドライブです。
② クラウド機能のついた外付けハードドライブ(NAS)
LANにつなぐ外付けハードドライブ、NAS(Network Attached Storage。略してナスと読む)はかなり便利。
WiFi環境で、スマホやパソコンで保存したデータが閲覧可能です。
主な有名メーカーはSynology DiskStation、TerraMaster、I-O DATA、BUFFALOなど。
有線LANケーブルを使って、LANの分配器であるハブ(ブロードバンドのルーターやWiFiルーターのLAN端子)に接続することで、家庭内のLANに接続されたすべてのデバイス(パソコン、iPhone、DVDプレーヤーなど)間のデータをやりとりが可能になります。
この方法で、家庭内のWiFiルーターにLAN端子で接続したNASに、ノートパソコンやiPhoneでWiFi経由で、データを送ったり、取り込んだりすることができます。
ちなみに1ベイ(一つのHDDを入れる)と2ベイ(2つのHDDを入れる)なら、2ベイの方がいいです。
1ベイだけだと容量に不安がある以上に、ミラー保存ができません。
ミラー保存する理由は、デジタルデータとはいえ、HDDも消耗品で3~5年で寿命が来るからです。
接続が悪くなったり、データが破損してしまったりしてHDDが使えなくなり、中身のデータも取り出すことができなくなる可能性が
できれば2重、3重に保存先を持っておくことで安心できます。
特にiPhoneの写真保存は、外付けドライブ2個でミラー保存、またはNASでミラー保存し、Googleフォトで自動保存するといいです。
なお、NASは通常、ケースのみの販売なので、中に入れるハードドライブは別に購入する必要があります。
SeagateやWD(Western Digital)は、アメリカのメーカーで、私も使ったことあります。
③ SDカード
サイズは、SDHCカードに加え、さらに小型になったマイクロSDカードもあります。
Maktar Qubii DuoのためにSanDiskのマイクロSDカード(256MB)を購入しました。
④ iPhone充電中に同時にデータ保存できる『カードリーダー/Maktar Qubii Duo』
近年ではiPhoneを充電中に同時にデータ保存できるカードリーダーも発売されています。
PC接続しなくても、データ保存ができるので、手軽に使えて便利です。
ただし、単体では使えず、『microSDスロット』を使って、32~512GBのマイクロSDカードにデータ保存します。
手順は簡単です
- マイクロSDカード(別売)をこのカードリーダーに挿入します
- カードリーダーをACアダプタと繋ぎます
- Lightningケーブルにつなぐと自動でバックアップを開始します
基本的に電源に繋げられない外出先では使えませんが、ホテル、カフェなどのWiFi施設が整った場所なら、使えます。
Qubiiの最新型『Maktar Qubii Duo』(7,980円)はセキュリティ対策がしてあるのでおすすめです。
【関連】Maktar Qubii Duoの口コミ!充電しながら手軽にiPhone画像を自動バックアップ、楽しい思い出をいつまでも保存したい
⑤ 外出先でiPhoneに差し込むだけでデータ保存できる『フラッシュドライブ USBメモリー』
外出先でも、iPhoneに差し込むだけで、専用アプリを使って、写真、動画、音楽、ビデオ、オーディオ、Office文書などを保存や移動できるフラッシュドライブです。
USBメモリーなので、電源がないところでも、差し込むだけで利用できます。
iPhone /iPad/Android/PCに、対応可能なUSBメモリーフラッシュドライブです。
32GB、64GB、128GBなどの容量を選べ、1500~5000円などお手頃な値段です。
対応機種は『iPhone IOS8.0以上、ipad、windows、OTG機能持ちのAndroid携帯シリーズ』です。
Lightningケーブル、USB、マイクロUSB、TypeC(付属品)が使えるので、ファイル移動が簡単です。
例:
iPhone→フラッシュドライブ→PC
iPad→フラッシュドライブ→PC
Android→フラッシュドライブ→PC
このフラッシュドライブを持ち歩けば、外出先でiPhoneの容量を気にする必要もありません。
⑥ iPhoneと同期できるオンラインクラウド
Google Photo、Dropbox、One Drive、iCloudなどのオンラインクラウドサービスがあります。
各サービス、容量制限が異なり、容量制限以上に使う場合は、月額使用料を払います。
メールアドレスを使って登録します。Yahoo、Gメールなどの無料メールアドレスでも可能です。
複数のアカウントを作ることも可能なので、用途に応じて、アカウントを作成してもいいかもしれません。(例:個人用、ビジネス用、事業用など)
わたし自身は、Google PhotoにWifi経由で写真データをGoogle推奨の画質で自動的にアップロードする設定にしています。
Wifi環境につながると自動的にバックアップされているので、知らない間に保存できていてすごく便利。
Google推奨の画質でアップロードする際は、15GBの容量制限を圧迫することなく、アップロードできるので、完全無料でバックアップが完成します。
ただし、Google推奨の画質は、画質を落とした容量なので、完全に同じ画質のバックアップではないです。
ということで、他で保存しているデータが消えてしまった場合の予備という感じで、Google Photoを利用しています。
⑦ BD-R(ブルーレイディスク)
ブルーレイバーナーでBD-Rを焼くことで、メディア保存できます。
1枚で25GB保存可能。
PCに、内蔵BDバーナーがあるか、外付けでBDバーナーが必要になります。
また、ブルーレイプレイヤーにもバーナー機能がついたものがあるので、ブルーレイプレイヤーで焼くことも可能です。
BD-Rによっては、焼き具合がうまくいかず、廃棄処分しなければいけない場合もあります。
大きな容量のメディアを人に渡す場合に便利。
基本、Rとついているものは、書き換えが可能ではないので、注意が必要です。
⑧ DVD-R(RW)
DVDバーナーでDVD-R(RW)を焼くことで、メディア保存できます。
1枚で8.5GB保存可能。
RWは1000回までの書き換えが可能。
Rは書き換えが出来ません。
DVD-R(RW)によっては、焼き具合がうまくいかず、廃棄処分しなければいけない場合もあります。
比較的大き目の容量のメディアを人に渡す場合に便利。
⑨ CD-R(RW)
CDバーナーでCD-R(RW)を焼くことで、メディア保存できます。
1枚で700MB保存可能。RWは1000回までの書き換えが可能。
Rは書き換えが出来ません。
CD-R(RW)によっては、焼き具合がうまくいかず、廃棄処分しなければいけない場合もあります。
比較的小さ目の容量のメディアを人に渡す場合に便利。
頻度は結構少ない方なんですが、不良品が入っていて、焼けないディスクも入っています。
デジタルデータ保存は完全ではない
デジタルデータ保存とは、データをデジタルデバイスで記録保存することです。
例えば、外付けハードドライブ、NAS、SDカード、メモリーカードなどを使って写真やデータを保存できます。
デジタルデータは経年劣化しない、アナログデータより保存性がよいと言われていますが、デジタルデータ保存も完全ではありません。
デジタルデータを保存するためのメディア(外付けハードドライブなど)にも寿命があり、さほど長期間の保存できません。
パソコンのHDD(ハードディスクドライブ)にも寿命があり、SDなどのメディアは長期保管には向きません。
iPhoneの写真を何重にもバックアップを取っておけば安心できる
iPhoneやデジカメから転送したデータも、パソコンや外付けハードドライブに入れただけでは、まだ安心できません。
なぜなら、パソコンが故障したり、外付けハードドライブが故障したりすると、保存したデータが一瞬で飛んでしまう悲惨な状況になってしまうから。
こういったトラブルで、データを取り出せなくなるパターンは、パソコンを長年使い続けてきた人なら、今までにもあったかと思います。
そういった困ったことにならないためにも、バックアップは最低、2重、3重に取っておく必要があります。
パソコンのHDDに保存したデータを、外付けハードドライブにバックアップ保存したり、オンラインクラウドストーレジにアップロードすることで、何重にも保存できる仕組みです。
iPhoneの写真の外部保存のまとめ
デジタルデータは外付けハードドライブ4つにミラー保存しながら、かつオンラインストレージやQubiiを使っています。
Google Photoでは、容量を使わないGoogle推奨の画質でアップロードすると、無制限に写真を保存しておける上、WiFi環境時に自動的にアップロードする設定にしておけば、とても便利です。
その他の写真保存については、用途や使い勝手に応じて、使うメディアデバイスを変えると便利です。
【関連】 iPhone容量不足を解決!USBケーブルで接続し、ファイル転送、写真やビデオをPCに保存する方法
iPhoneのトラブル
- スマホ写真のデータ転送先はどれが良い?デジタルデータ保存の全て
- HEIC画像が見れない!を一発で解決、HEIC画像をJPG/PNGに簡単変換、無料ソフト『iMazing HEIC Converter』
- iPhoneで簡単HEIC変換!HEICからJPG/PNGに変換できる無料アプリ『JPEG <-> PNG 変換』
- HEICがPCで見れる!WindowsのHEIF画像拡張機能をインストールする方法
- HEICからJPGに変換♪HEIC変換フリーソフトApowersoftの無料デスクトップ版を使ってみた!解説つき
- 『Apowersoft HEIC変換フリーソフト』ブラウザ上でHEIC/HEIFをJPGに変換できる!
- iPhoneで撮った写真をHEICではなく、JPGで保存するためのカメラ設定の変更方法
- iPhoneの容量不足!PCの容量を心配せずに、iPhoneで撮った画像や動画を外付けハードドライブに保存する方法
- iPhoneでスクリーンショットを撮る方法:iPhone 11、iPhone 8以前でスクリーンショットを撮る
- HEICファイルとは?iPhone写真をHEIC→JPG形式で保存するための写真設定