上記の方法で、無理やり冷やしてしまうと、本体内に結露してしまい、故障の原因になってしまいますので、自然に冷やすようにしましょう。
iPhoneが熱くなる原因
iPhoneの発熱の原因には、いくつかの理由があります。
バッテリー
iPhoneの発熱には、バッテリーが大きく影響しています。
バッテリーが劣化するとバッテリーの減りが早くなります。結果、充電の頻度が上がり、発熱の原因になります。
充電と放電を同時に繰り返すと、バッテリーに大きな負荷をかけるため、充電しながらiPhoneを使用するのも発熱の原因になり、避けた方が良いでしょう。
iPhoneのバッテリーにはリチウムイオン電池を使用しています。リチウムイオン電池は、高温に弱く、動作に影響が出始める温度は40度ほど。
バッテリーの耐年年数は、通常2~3年ほどですが、毎日充電し、毎日長い時間使用している場合は、バッテリーの消耗は早いです。
バッテリーを交換したり、確認したい場合は、Apple正規サービスやiPhone修理店に連絡することをお勧めします。
高温などの使用環境
高温の場所に置いておくとiPhoneも熱くなってしまいます。
直射日光が当たったり、夏場にクーラーのないところで長時間放置するとiPhoneが熱くなります。
また、iPhoneカバーやケースを付けていると熱を逃がしにくくなってしまいうので、熱くなりやすいです。
CPU
複数のアプリを同時に起動させたり、負荷の高いアプリを使用したり、長時間使用しているなどで、CPUが常時働くことで、熱を生み出します。
iPhone内部から発熱し、本体が熱くなります。
パソコンやゲーム機などの機器は冷却用のファンが内蔵されているので、発熱した場合は冷却してくれますが、iPhoneにはそういった冷却用のファンが内蔵されていません。
iPhoneは本体の金属部分で熱を冷やしてくれる仕組みになっています。
しかし、iPhoneにカバーやケースをしている場合は、熱が冷まされずに放熱の妨げになっています。
また、防水機能がついているiPhoneは、水を侵入させないための機密構造になっているので、通常のスマホよりは熱くなりやすいのです。
iPhoneのデータ量が多い
iPhone内の写真や画像、アプリが増えると、容量を圧迫します。
容量が多くなると、CPUに負荷がかかってしまい、発熱の原因になる場合もあります。
発熱でなにが起こるの?発熱のリスク
iPhoneが熱くなると、どんなことが起こるのでしょうか?
iPhoneが熱くなるとフリーズして、機能しなくなったり、突然画面が黒くなったり、起動中のアプリが途中で使えなくなったりします。
iPhoneが熱くなったまま使用していると電池の消耗が激しくなり、劣化する速度が速くなります。
発熱しないようにするための対策
一旦、発熱がおさまったら、iPhoneの容量整理をしてみると良いでしょう。容量を圧迫しているアプリなどをチェックして、必要なければ削除したりして、iPhoneの容量を開けるようにしましょう。
また、近年のiPhoneのカメラ性能が上がったことで、写真や動画の容量も多くなってしまいます。
撮りためた写真や動画が、iPhoneの容量を圧迫しているのであれば、外付けハードドライブなどに保存しておくと良いです。
もしくは、iCloudやGoogle Photoなどのストレージサービスを利用する方法もあります。
まとめ
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、『充電しながら使用しない』『熱いところに長時間置いておかない』『長時間の利用は避ける』などに、気を付けておくと良いです。
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