WordPressのGutenbergって知ってますか?
私は2019年5月からWordPressを扱い始めて、6月にブログを立ち上げました。
Gutenbergが何か、ということもずっと知らずに、WPってこんなものと思ってエディターとして使っていました。
で、最近WordPressのプラグインでTinyMCE テンプレートをリサーチしたことで、芋づる式にTinyMCE Advancedも調べてみました。
このTinyMCE テンプレートは、よく使うフレーズや入力用のスタイルシートのボックスなどを、テンプレートとして保存しておいて、『投稿』で使うことができるんです。
例↓
つまり『投稿』で使う記事用のテンプレートを作ることで、手軽に素早く記事が書ける!ってことなんですが、この便利なプラグイン、TinyMCE テンプレートはGutenbergでは使えないんです。 もっと言うと、TinyMCE Advancedというプラグインも必要になります。
まずはGutenbergってなに?
WordPress公式ブログでは、下記のように新エディターを『Gutenberg』と呼んでいます。
私たちは新しいエディターを Gutenberg と呼んでいます。メディア重視のページや投稿向けに、すべてのコンテンツ編集エクスペリエンスを再構築しました。初めてブログを構築している方も、仕事としてコードを書いている方も、ブロックがもたらす柔軟性を体験してみてください。
Gutenberg は WordPress 5.0 以降の一部として利用可能です。必要であれば Classic Editorプラグインを使用して以前のエディタに切り替えることができます。今後の開発は Gutenberg プラグインで続けられます。
『Gutenberg』ってエディターの名前のことだったんだね。
Gutenbergは直感で使える
Gutenbergは直感的に、コマンドを選んでいくだけで、使えます。
- 少ないプラグインでより多くを実現
- モダンで、マルチメディア重視のレイアウトを作成
- すべての画面サイズと端末で動作
- 実際のブログと同様に表示されるエディター
イメージ挿入も希望の選択肢を4,5回選んでいくだけで、簡単挿入できる。
段落はブロックで分かれていて、技術知識もあまり必要なく、マルチメディアコンテンツの挿入、並べ替え、スタイル設定が可能。 カ
スタムコードを使うかわりに、ブロックを追加して、コンテンツ作成に集中できる。
Gutenbergには慣れていない
Word、Excelなどのソフトを使った人なら、分かると思うんですが、Gutenbergの使い方は全く違います。
今までのソフトと全く違う種類のエディター設定になっていのでかなり使いにくいです。
⇩順に説明していきます。
設定が違う
Gutenbergは、Word、Excelなどのソフトを使った人には使いにくい仕様となっています。
少なくとも私には使いにくかった。
普通、ヘッダーに常時表示されているコピー、貼り付け、切り取るなど、いろんなボタンが表示されていない。
WordPress初心者の私は、WPってこんなもの。
こんな使いにくいエディターを使っているなんて、面倒。
ずっと、変えられるということを知らなかった。
便利なプラグイン、TinyMCE テンプレートを検索、調べてみたことで、Gutenbergではなく、Classic Editerに変えられるというエディターに変えられるということに気づいた。
この気づきに到達するまで、2カ月はかかった。
コードの自動変換
まず、Gutenbergは、間違っているコードは自動的に、正して、表示してくれます。
意図した時は、非常に役立つ機能ではあるけど、私の場合、意図してない時が多いので、困りもの。
Cocoonテーマでデフォルトで入っているコードも、Gutenbergではエラー表示が出て、Gutenbergで正しい表示に書き換えられるか、または全消去。
Cocoonテーマでなくても、私が自力で書いたHTMLコードも、途中だったり、未完成だったり、少し間違っているだけで、Gutenbergで正しい表示に書き換えられるか、または全消去。
そして、『戻る』のボタンを押しても、途中までしか戻れなくて、先ほど入れた未完成、または間違ったコードは戻ってこない。
また同じコードを手書きで書き加える。
少し間違っただけで、全消去。
ただブログを書きたいだけなのに、コードもうまく入れられず、Gutenbergで認識されていないコードを入れると全消去。
また振り出しに戻る。
その繰り返しで、全然、記事を書く段階まで、進んでいかない。
苦労して、記事を書いても、通常なら、1,2時間で終わる作業も、3,4時間かかってしまっていることもある。
ブロックで区切ってある
Gutenbergは、ブロックで区切ってあります。
コードを見たい時は、Classic Editerに変える必要があり、ブロックごとにClassic Editerで見ることも可能だけど、全体的にコードを見たい場合は、『設定』⇒エディター『コードエディター』に変えることで、コードを見ることができる。
ただコードを見たいだけなのに、いちいち何度もクリックするのが面倒。
ただし、コードを直接入力しても、Gutenbergが認識していないコードだと、自動的に書き換えられるか、全消去なので、苦労してコード入力しても、時間と労力の無駄になることが多い。
しかも、記事全体か、2~3ブロックまとめて、コピーしたい時も面倒。いちいち、ブロックごとに分かれているので、コピーするのにも一苦労。
旧ビジュアルエディターに変える
Cocoonテーマで、Classic Editerに変えるには Cocoon設定⇒Cocoon設定⇒エディター エディター内の『エディター共通設定』の上部に、
□のチェックマークを外すだけです。
CocoonテーマのGutenbergが使いにくいのでクラシックエディターを使ってみたのまとめ
Cocoonテーマでは、Gutenbergの使い勝手が悪いと思われる方は、簡単に旧ビジュアルエディターに変えることができます。
どちらが使いやすいか試すのもありかと思います。